い~風入るよ~。 んだっちゃ。

数年後に人生のターニングポイントになるであろう決意を胸に過去、現在、未来への道のりの記録です。

大事な場所「富山県」

ども。

んだっちゃです。

 

僕の父の出身は富山県射水市という港町です。

 

父が料理人を目指す当時は

身体ひとつで各地に転々とするような料理人が

珍しくなく、

博打やお酒絡みであまりいい印象は持たれていなかったと聞ききました。

 

料理人を志、兄貴分に付いて

今の地に移ったのがもう45年ほど前、

いろいろその時の苦労話しもありますが...

 

そんな父が黄色いツーシーターの

スポーツカーに乗っていた頃

(名前はわかりませんが...)

縁あってうちの母と出会い、

当時居酒屋を経営していた

おじーちゃんとおばーちゃん(僕にとっての)

店に婿として迎えられました。

 

田舎だったので

勉強家で修行を積んでいた父の料理は

すぐに評判になりました。

 

おじーちゃんの人脈と先見の明

おばーちゃんの男勝りの性格もあり、

昭和58年

大きな借金をして

今の金額に換算するとゾッとします(;´Д`)

移転とともに

大きく新装されました。

 

時代背景もありましたが

地域の皆様に愛され

大盛況でした。

 

父は寝る間も惜しまず

朝早くから夜遅くまで

休みもとらずに

店のため、そして家族のために

身を粉にして働き続けました。

 

なので

子どもの頃は、一緒に過ごす時間は

全くありませんでした(:_;)

 

それどころか

本当に同じ家の中で生活しているのか

わからなくなるほどでした。

1カ月以上顔を見ないなんて事も

しょっちゅうありました。

 

たまに夜更かししていて

仕事を終えて家に帰ってきた父にあった時は

「おかえりなさい。」

「ただいま。遅くまでどうした?」

くらいのよそよそしい会話程度でした。

 

子どもながらに

疲れているからそっとしておいてあげなきゃ、

という思いと

学校での出来事や、習い事のサッカーの話しを

聞いてもらいたい...

という思いとで複雑な気持ちだったのを

(_ _).。o○

今でも覚えています。

 

そんな生活の中

僕ら家族が1年で一番楽しみにしていた日があります!

 

それは、

年に一度だけとれる連休、

お盆休みを利用して

父の実家富山県への帰郷旅行です!

 

車で向かうんですが

当時は今の様な交通網が整っていなかったので、

休憩をしながら8時間ほどかけて行っていました。

 

富山に出発する1週間くらい前から

車の中の後部座席周辺に

段ボールやビールケースを敷き詰め

簡易ベッドのようにしてもらったり、

お菓子やジュース、本やゲームボーイ

(懐かしい)

をセットしたりと、

準備から旅行が始まっていて

本当に楽しみで楽しみでたのしみでたのしみでたのしみで.........

 

仕事終わりで出発するので

到着は朝方。

 

道中のサービスエリアでトイレ休憩の度に起こしてもらい

ホットドッグやたこ焼きなどの

夜食を食べたりするのも楽しみでした!

 

富山にいる間の父は本当にうれしそうで

僕らにもいろんな体験をさせてくれました。

 

毎年違う北陸温泉旅館への泊まり旅行、豪華な食事、海水浴、

実家での宴会、黒部ダム黒部峡谷ロッコ観光、

海王丸見学、五箇山散策など...

 

子供としてはつまらない場所にもたくさん行きましたが、

場所なんてはっきり言って

どーでもいーんです!!

 

家族や親せきみんなでワイワイするのが楽しかったんですよ!!

 

ほんとにっ!!!

 

今でもあの雰囲気、情景をはっきり思い出せます!

 

思い出しているだけで

日本むかしばなしを観ているような

ほっこり落ち着く感じになります(^○^)

 

...

 

...

 

月日は流れ

自分の家族を持った現在、

僕はほとんどの盆連休を家族と

富山で過ごしちょります!

 

今では自分の子供たちも

富山が大好きになってくれて、

夏休みに入る頃になると

毎年楽しみにしてくれています!

(^◇^)

 

富山

周りを見渡せば2千メートル級の立山連峰に囲まれ

どこに行っても朝焼け、夕焼けがすばらしく絶景。

荒々しい日本海に接していて、海岸沿いはゴロタ浜だったり、

砂浜だったり、岩礁帯だったりいろんな海に出会える。

観光地が数多く存在して、県民の方々もみんな優しくて接しやすい。

 

なにより

富山弁がすばらしいっちゃ!

はっきり言って何を言ってるのかわからないくらいの時も

あるんですが、面白いし、とても興味深い。

(若い子はあまり使わないけど...)

イントネーションもすごくソフトでやさしい感じなんです。

聞いてるだけで落ち着くんですよ~

(*^_^*)

 

もし旅行先にお悩みなら

ぜったいお勧めします!

後悔させません!!

 

細田守監督のジブリ映画、

おおかみこどもの雨と雪

監督の出身が富山県という事で、

映画のシーンで時々実際に存在する

名所や家屋が存在します。

 

例えば10歳になった雨が「先生」と慕う森の動物の主と

山中を駆け抜けてる途中で見た美しい景色、

それは立山にある「みくりが池」です。

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(写真ではうまく伝えきれませんが絶景です)

 

他にも、

世界一美しいスタバとして選ばれた

富山環水公園店などもあります!

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瑞龍寺の建造物と

緑の大地にも圧倒されます!


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( ゚д゚)

 

他にもまだまだ…

 

 

各種高速道路も北陸新幹線なども整備されて

どこからでも

行きやすくなったと思います。

ぜひ一度は行ってみて下さい!

 

そして

富山に着いたら

とりあえず

 

空を見上げっちゃよ~

(*^_^*)